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執筆者の写真行政書士朝永芳枝事務所

FISSしていますか?

更新日:2022年11月8日

12月5日からは、ドローン情報基盤システム2.0へ完全移行します。 この記事は古くなりますが、飛行計画通報は大切という趣旨で書いておりますのでご了承ください。




FISSへの登録をしないでドローンを飛行させている方を時々お見掛けします。 なぜわかるか?というと、近くで飛行させているのに自分の機体だけしか登録されていないからです。 実際に、FISSへの登録は義務化されていますし、違反すると罰則もあります。違反ですよ~とお教えしたいところですが・・・ 飛行申請が不要なタイプの飛行かもしれませんので、モヤモヤしますが、近寄らないことで危険を回避することしかできません。


FISSの重要性

許可や承認をうけないでも、ドローン飛行させることができる場合もあります。その際にはFISSへの登録義務はありません。義務はありませんが、是非登録して飛行してほしいと感じています。実は、先日こういうことがありました。


メールが届く

先日、いつものように業務でドローンを飛ばしていたAさんのスマホへ見慣れないタイトルのメールが届きました。

【国土交通省航空局】飛行情報共有システム有人航空機接近注意喚起通知

仰々しいタイトルですが、内容は、


国土交通省 航空局です。


飛行情報共有システムからのお知らせです。


登録された飛行計画付近に航空機が接近している可能性があります。


周囲を確認し、航空機を確認した場合はただちに回避行動をとってください。

というものでした。

実は、このメールが届いてしばらくして、ドクターヘリが少し離れた上空を飛んでいきました。ドクターヘリは緊急性もありますし、決まったところへ離着陸するものでもないので、進入角度などが想定内ではありません。 もしも、このメールが届かず、もう少し今とは違う場所を飛行させていたら?と思うとぞっとします。

ドローン FISS

実際は、ドクターヘリの規模に対して、200グラム程度のドローンは弾き飛ばされるのが関の山だとは思いますが、吸気口等に入り込む可能性が全く無くもありません。衝突しないに越したことはないですね。


まとめ

以上、FISSの重要性について語ってみました。 飛行申請の補正指示等で疲労困憊している方にとっては、「また入力」と思いがちかもしれませんが、ご自分、そして他の方のことを守るためにも、フライト前には是非FISSに登録しましょう。



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